用語集

販売管理

販売管理とは、いつ、どこで、誰が、誰に、何を、いくらで、どのように、何個販売したのかを管理すること。
また、企業運営には、販売管理は必須となっている。

生産計画

生産計画は、期間の長さの観点からは、3つにわけられる。 期間生産計画(大日程計画)、
月度生産計画(中日程計画、月別生産計画、手配計画)、日程計画(小日程計画、確定計画)。

生産管理

生産管理とは、ある製品を生産する際に、何を、いくらで、いつまでに、いくつ生産するかといった計画を立て、
またその計画に沿って生産が行われているか、統制、調整することで、生産活動全体の最適化を図ること。
生産管理に不備があると、納期に間に合わない、山のような在庫が発生する、作業者間の仕事量に
ばらつきが生じるといった問題が発生する。

MRP(資材所要量計画)

資材所要量計画とは工場などで使われる生産管理手法の一つ。 資材管理で生産を計画する手法のこと。

購買管理

モノづくりの一環として、生産に必要な資材や部品を要求された品質、価格、期日で調達するための業務や取り組みを指す。

在庫管理

企業内に存在する原材料・仕掛品・製品などの在庫を、生産や販売などの活動に照らしあわせて、
最適な状態・量で供給できるよう管理すること。

棚卸

期末に商品等の在庫の数量を確認し、会計上の期末棚卸資産の金額を確定させる目的で行われる作業。

品質管理

品質管理は、顧客に提供する商品およびサービスの品質を向上するための、企業の一連の活動体系。

ロットトレーシング

ロットトレーシングとは、ロット別の出荷・製品・原材料・部品情報を蓄積し、品質に関し何か問題が生じた場合に
その影響範囲を把握することである。ロットトレース機能は品質管理上、欠かせない機能であり、原材料や部品側から
製品を追跡することをトレースフォワード、製品側から遡及することをトレースバックと言う。

トレーサビリティ(履歴管理)

トレーサビリティ(履歴管理)とは、ある製品について、いつどこで誰によって作られ、どのような経路で
流通したのかといった情報を、きちんと履歴として管理すること。
たとえば、医薬品では、トレース情報を管理することで、仮に製品事故が起こった場合も、その原因究明を迅速に可能とする。

原価管理

コストマネジメントとも呼ばれ、製品を製造する際にかかる原価を算出し、目標値との分析をしてコスト改善を行うこと。
製造にかかる原価を「固定費」と「変動費」に分類することで、損益分岐点の算出や正確な予算を立てられ
実際原価、標準原価、実績原価、予算原価などがある。

SCM

サプライ・チェーン・マネジメント、供給連鎖管理とは、物流システムをある1つの企業の内部に限定することなく、
複数の企業間で統合的な物流システムを構築し、経営の成果を高めるためのマネジメント手法。

プロセス製造

流体の性質や特性を変化させることで製品を生み出す製造形態。
素材、製品の両方の製造に関わる分野として、化学、石油、食品、鉄鋼、パルプ、薬品、ガラス、繊維など広範囲に及ぶ。

プロセス製造産業

プロセス産業とは、化学・医薬・食品・鋼鉄 などの業界を指し、素材産業とも言われ、従来の加工組立産業とは異なり、
副産物・連産品など生じるため、ERPシステムを導入する時にプロセス産業向けのシステムが必要である。

基準生産計画(MPS)

基準生産計画(master production schedule)とは、各独立需要品目(最終製品や補修部品等、その需要が他の品目とは独立に、
販売や業務計画などに基づいて決められる品目)に対する各タイム・バケットで生産すべき数量を与える計画書のことである。
MRPでは、基準生産計画と部品表に基づき、各タイム・バケットで必要となる部品量を計算し、各品目の使用可能在庫量から
各品目の発注・生産指示を決定している。

総所要量

生産計画に対して部品展開を行った場合の独立需要と従属需要の総計。在庫や発注残などの引当を行う前の数量。

正味所要量

正味所要量とは、品目の要求量に対し在庫や注残を引当てた後の実際に手配を必要とする数量を示す。
これは、MRPの中の正味所要量計算で求められ、以降ロットまとめがなされて予定オーダーがつくられる。

受注生産

在庫を持たずに、顧客から注文を受けてから製品の製造に取りかかる生産形態。

見込生産

需要予測や販売計画に基づいて生産の見込み計画を立て、それを基準に生産指示をかけていく生産形態。

OEM生産

製造メーカー(OEMメーカー)が他社(発注元)の名義やブランドの製品を製造するもしくは、その受託側企業のこと。
出来上がった製品は、発注元がOEMメーカーから仕入れる形で、自社製品のブランド名や型番を付けて販売する。
OEMメーカーは、すべての製品をOEMとして製造し、発注元に納品する生産形態。

在庫評価

決算や毎月の損益計算をするため、在庫として存在している商品を金額にして算出すること。
そして、在庫とは一般的に棚卸資産のことであり、棚卸資産とは、企業が販売するために保有している
商品をはじめ、製品、原材料、仕掛品などをあわせた資産をいう。

原価差異

原価差異とは、標準原価と実際原価との間で発生した差額のことをいい、
 材料に関する原価差異である、材料受入価格差異および直接材料費差異
 労務費に関する原価差異である、直接労務費差異
 製造間接費に関する原価差異である、製造間接費差異
の4つの差異に分類される。

薬機法

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律は、日本における医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品に関する運用などを定めた法律である。法令番号は昭和35年法律第145号、1960年8月10日に公布された。
医薬品医療機器等法、薬機法と略される。

GMP

GMP(Good Manufacturing Practice)とは、製造業者(外国製造業者含む)および製造販売業者に求められる
「適正製造規範」(製造管理・品質管理基準)のこと。

GMP省令

医薬品および医薬部外品の製造販売承認の要件として、医薬品および医薬部外品の製造所における
製造管理および品質管理の基準を定めた厚生労働省令である「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び
品質管理の基準に関する省令」(平成16年12月24日厚生労働省令第179号)の通称。

化粧品GMP

化粧品GMPとは日本化粧品工業連合会の自主基準であり、ISO22716という化粧品GMPのガイドラインとして、
2007年に発行された国際規格に則っている。

QMS省令

製造販売業者及び製造業者に遵守が求められている「製造管理及び品質管理の基準」に係る省令であり、
医療機器及び体外診断用医薬品の承認・認証に際しての基準の一つ。

化粧品GMP

化粧品GMPとは日本化粧品工業連合会の自主基準であり、ISO22716という化粧品GMPのガイドラインとして、
2007年に発行された国際規格に則っています。

QMS省令

製造販売業者及び製造業者に遵守が求められている「製造管理及び品質管理の基準」に係る省令であり、
医療機器及び体外診断用医薬品の承認・認証に際しての基準の一つ。

バリデーション

バリデーション(Validation)とは、目的とする医薬品を製造において医薬品の開発、製造プロセスが最適であるか、
プロセスに妥当性があるかについての検証すること、または一連の業務。
厚生労働省が医薬品製造所に関する製造管理・品質管理の基準を定めた「GMP省令」には「製造所の構造設備ならびに
手順、工程その他の製造管理及び品質管理の方法が期待される結果を与えることを検証し、これを文章化すること」と定義されている。
なお、医薬品などの製造業者は、製造管理と品質管理等を適切に行うためにバリデーションを行うことが義務付けられている。

コンピュータシステムバリデーション

CSV(Computerized System Validation)とは、コンピュータ化システムのバリデーションであり、医薬品、医薬部外品、化粧品
及び医療機器の開発、製造に使用されるコンピュータ化システムについて、開発プロセスの最適性、妥当性の検証と文書化を規定している。

ERP

エンタープライズ・リソース・プランニング(英: enterprise resource planning、ERP)とは、企業全体を経営資源の
有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のこと。

EDI

EDIとは、「Electronic Data Interchange」の略で、電子的に商取引のデータを交換する仕組みのこと。
あらかじめ決まった入力書式に統一し、ネットワークを使用して伝達することで、紙に伝票による従来方式に比べ、
情報伝達のスピードが大幅にアップし、事務効率の大幅アップが可能となる。
医薬品、化粧品、健康食品といった業界では、インターネットを利用したJD-NET、プラネットなどの
VANサービスが提供されている。

クラウドコンピューティング

インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である。
略してクラウドと呼ばれることも多く、cloud とは英語で「雲」を意味する。

生産スケジューラ

生産スケジューラとは、人員や設備などのリソースと生産量とを照らし合わせ、必要なリソースを割り当てるシステム。

ガントチャート

ガントチャートとは、プロジェクト管理や生産管理などで工程管理に用いられる表の一種で、作業計画を視覚的に
表現するために用いられる。棒グラフの一種でもあり、横棒によって作業の進捗状況を表す。

BOM

BOM(Bill Of Material:部品表)とは、製品を造るのに必要な部品を一覧にし、製品の製造に関する
重要な情報について端的に示したもの。

SOP

SOP(Standard Operating Procedure) とは、標準操作手順書のこと(標準作業手順書ともいう)。
すでに確立した製品仕様と同等の品質の製品を恒常的に製造することを目的に、作業が常に同じように
実施されることを保証するために文書化され、承認された手順。

ハンディターミナル

物流業界はもちろん製造業、小売業界などでも導入が進んでいるデータ収集用携帯端末。

バーコード

バーコードは、縞模様状の線の太さによって数値や文字を表す識別子の一種である。仕組みとしては、
数字・文字・記号などの情報を一定の規則に従い、一次元のコードに変換している。

QRコード

QRコード(キューアールコード)は、1994年(平成6年)に自動車部品メーカーであるデンソー(愛知県)の開発部門
(現在は分社化してデンソーウェーブ)が発明したマトリックス型二次元コード。

BIツール

BI(Business Intelligence:ビジネスインテリジェンス)ツールとは、現場から上がってくる情報をスピーディーに分析して、
経営に活用したい考えのある企業に向いているツール。

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